技術を身につける

飽きっぽいワタクシは、定期的に変化を求める

今の仕事は好きだけど、せっかく店舗営業してるのだから

ご来店のお客様に楽しんで欲しい。

オーダーアクセサリーで喜んでもらえるのは、良いのだけど

店舗に商品を置けない。。。。1点物なので。


そこで、コンセプトにもしている“自然“をテーマに出来る事を探してみた。

出会うものには、出会うのだな〜

【エレクトロフォーミングジュエリー】

これ!!!!   ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

エレクトロフォーミングジュエリーとは?自然の美しさを閉じ込めた一点ものアクセサリー

エレクトロフォーミングジュエリーは、電気を使って金属を少しずつ積層し、

本物の葉っぱやお花、鉱石などを金属化するハンドメイド技法です。

この製法により、自然の繊細なディテールや質感をそのまま残した

世界にひとつだけの一点ものアクセサリーが誕生します。

エレクトロフォーミングの魅力

  • 自然の造形をそのまま残せる
    葉脈や花びらの凹凸、鉱石の結晶など、手作業では再現できない細部まで表現可能。
  • 耐久性とアート性の両立
    金属化することで丈夫になり、長く愛用できる。
  • 一点ものの特別感
    同じ形は二度と作れない、唯一無二の存在。

ファッションと相性抜群

エレクトロフォーミングジュエリーは、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、

日常使いにも特別な日のコーディネートにもおすすめです。

自然のかけらを身につけるような感覚で、毎日をちょっと特別にしてくれます。

これは!私のコンセプトにドンピシャ!!!!

なんでも金属にしたくなる〜 色々作ってみたので過去作品を見てください✨

過去作品は、Instagramへ   ↓↓↓↓↓↓

さてさて、今日はこれくらいにしておこう。

エレクトロフォーミングしてみたい方は、お問合せくださいね。

以上、ブログ更新頑張っている『彫金師 BASHI』でした。

シルバーを磨く作業からが楽しい・リューター


アクセサリー製作する上で、磨きには大変気を使います。

職人さんによって、どこまで磨くか違う事もあります。

ビンテージ感を出したい場合は、わざと ”つや消し加工” する場合もあります。


当店では、基本 ”鏡面磨き” しています。

その名の通り、鏡の様になるまで磨きます。




キャスト(鋳造)で、出来がかったシルバーは、

熱が加えられるので、画像の様に白く仕上がってきます。

最初見た時は、素材を間違って発注してしまったかと思いました。

この状態から、鏡面になるまで磨いていく訳です。

       


この時、必須な道具が ”リューター”

今では、百均でも売ってるので、ご存知の方も多いかと思いますが

先端に紙ヤスリが付けられて、高速回転します。

                               



先につける工具を、順番に変えながら磨いていきます。

当店では、10工程以上行ってます。



最初が肝心で、深めのギズを見逃さないように

しっかり磨くというより、削ります。


全体をしっかり見て、キズを探しながらの作業で

目がめちゃ疲れます。


しかーし、ここで手を抜くと後でキズを消すのは大変で

1〜10の工程を最初からやり直す事になります。


このキズを見つける事が出来るまで、中々目がなれず

見習いの頃、何度もやり直しで訳わかりませんでした。

          


だんだん綺麗になっていくのが、楽しい〜

最後の方は、手の汚れが付かない様に手袋して作業します。


キラキラになったアクセサリーをキラキラさせて

入念にチェック!


しばらく眺めて、お客様の喜ぶ顔を想像して

どうだー!とニヤニヤしながら、作業を終えます。


あー楽し。



彫金・道具へのこだわり・結局使う人による?

彫金というと、金属をガンガン叩いて作るイメージする人が多いと思います。

ワタクシ”彫金師BASHI”は、ロストワックス法で制作しますので、

ロウソクの様な、ワックスという素材で型を作り金属にしていきます。


ロストということは、型は無くなります。

簡単に説明しますと、ワックスで原型を作り

この原型から外枠を作ります。

この時にワックスを溶かすのでなくなってしまうのです。

金属から製作するより、自由度は上がります。

で、細かい作業は多いです。


その分、道具は増えていくのです。

ヤスリで削っていくのですが、ヤスリもたくさん種類があります。


荒めから細かいの、太さ・先が細いものなど

デザインによって使い分けしながら製作していきます。


時には、自分で道具を作ることもあります。

BASHIが見つけたのは、粘土細工を作る時に使う道具
これ↓


これが、軽いし先の種類が多くて使いやすい!

しかし、先が太かったので削って尖らせてみました。

彫金をしているので金属を削るのは簡単に出来るのです。
(当たり前??笑)

リューターでギュンギュン削ります。
(リューターに関しては、後日語ります)

尖りますよ〜使いやすくなった!

彫金用の道具で、”スパチュラ”というのがあって

細かい彫刻の場合に使うのですが
これ↓


少し重いのと、持ち手が細い・先が細いので

大きな物を製作するのには、使い勝手が悪かったんです。

10本セットとかで売ってたりしますが、今のところ

2本しか使ってません。

何をするにもそうだと思うのですが

道具って色々あって、専用のものとかあると思うんですが

最初は、専用じゃないと出来ない!

製作しやすいはず!と思うんですけど

意外に、専用じゃない道具が使いやすかったり

安価で購入出来たりします。



多少は、改造?しないといけない事もありますが

これもまた面白かったりします。

使いやすくなると作業も楽しくなります。

自分だけの道具ができると、なんか職人になった気分になったり。笑

もの作りに興味がある方は、彫金に限らず

オリジナル道具を作って製作意欲を沸かせるのも良いかもです。


ご一緒に、もの作り楽しみましょう〜

リピーター様からオーダー入りました。

今回のリピーター様は、当店で数年前に製作した物を

無くしてしまったので、同じものを製作して欲しいと言う事でした。

 

リピートは大変ありがたいのですが、当店の製作方法では

型が無くなる、”ロストワックス法”なので、型はありません。

世界に一つだけの完全オリジナルとなる訳です。



複数制作の場合は、ゴム型を作り何個でも同じ物は作れますが

事前に伝えて頂かないとゴム型は、基本制作しません。

かといって、同じものを数年後などに制作しない!という事はありません!

しっかりした画像があれば、制作は可能です。

          

今回のお客様は、しっかりワックス型の写真も残していただいていたので大変助かりました。

当店でも、残しておかないといけませんね。。。




もちろん、他店で制作した物でも大丈夫です! お問合せください。

ブランド物のコピー的な制作は出来ませんので、よろしくお願いします。